2026/08/5
暑さの厳しい日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか
8月は、お盆を迎える季節です
ご先祖様や故人をお迎えし、手を合わせる機会が増えるこの時期は
普段の忙しさの中で忘れがちな「大切な人を想う時間」を与えてくれる季節でもあります
私は毎月(可能な限り)母の月参りに参加しています
毎月同じように手を合わせ、お経をいただく時間は
一見すると変わらない時間のように思えます
しかし、その時々の自分の心や環境によって、感じることは少しずつ違います
「あの時、母なら何と言ってくれただろう」
「今の自分を見て、安心してくれているだろうか」
そんなことを自然と考え、母との思い出を振り返る時間になっています
仏事には、供養という意味があります
もちろん故人を偲び、感謝を伝える大切な時間ですが、それだけではありません
忙しい毎日の中で立ち止まり、自分自身や家族とのつながり、命の尊さに
改めて気づく時間でもあるのだと感じています
手を合わせるという何気ない行為の中には、
「ありがとう」
「これからも見守っていてください」という
言葉にならない想いが込められています
形だけの行事と思われることもある仏事ですが
その一つひとつには、大切な人を忘れず
今を大切に生きるための意味があるのではないでしょうか
私たちは日々、ご家族のお見送りをお手伝いしています
その中で感じるのは、お別れの時間だけでなく、
その後も故人を想い続ける時間が、ご遺族の心を少しずつ支えていくということです
仏事は、故人様との絆を感じ、自分自身の心と向き合う大切な時間です
このお盆が、皆さまにとって大切な方を思い出し
感謝を伝える穏やかなひとときとなりますように
私たちはこれからも、お別れのその日だけではなく
その先の「生きる」をお手伝いできる存在でありたいと願っています
営業葬祭部:近藤亜紀