さつき納棺日誌
2024/02/13
私がご納棺に伺わせていただいた時のエピソードをお話ししたいと思います。
この度亡くなられたお父様は長い間病院に入院され、
やっとご自宅に帰ることが出来た方でした。
ご家族が「お家に帰ってきたよ、聞こえてる?お家に着いたよ」と
何度も何度もお声掛けをされていらしたのが印象に残っています。
白装束のお着付けをし、お髭を剃らせて頂き皆様にお顔を拭いて頂きました。
その後お棺の中へとご移動をし、皆様に「お棺の中に何か入れたい物はありますか」と
尋ねると、少し躊躇ったご様子で、「父の描いた絵を入れることはできますか」と
喪主様よりお声が上がりました。
お元気だった頃のお父様はとても手先が器用な方で、お家には大小様々、
数々の作品が飾られていました。
その中でも皆様で特に思い入れのある作品を選び、
額から外しお棺の中に入れて頂く形となりました。
ご自身の作品で彩られたお父様のお姿は、やっと帰れたお家の中でリラックスしている様でした。
かとうの長い歴史の中で行った、さまざまな事例をご紹介しております。
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