2025/11/6
朝晩の空気に少しずつ冷たさを感じる季節となりました
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか
日ごとに秋の深まりを感じるこの頃、温もりのありがたさが身にしみます
先日お手伝いしたご葬儀で、心温まるお別れの場面がありました
ご納棺の際に生前少し寒がりだったという故人様のためにと
ご家族が着物と羽織を一式ご用意されていました
「冷えないように、あちらでも温かく過ごせるように」
別れの悲しみの中にもやさしさと愛情があふれ
ご家族の思いやりが伝わる美しいお見送りでした
棺に手向ける品には、ひとつひとつにご家族の想いが込められています
形に残るものではありませんが、こうした“想いを託す時間”こそが
お別れの場を優しく支えるのだと感じました
私たちは、皆さまが安心して「その方らしいお見送り」ができるよう
どんな小さなご希望にも丁寧に寄り添ってまいります
「生きるを応援する」
私たちは、故人様の生きた証を大切にし
ご家族のこれからの“生きる力”をそっと支えていきたいと願っています
営業葬祭部:近藤亜紀

