2024/07/1

こんにちは!営業葬祭部の小島です。
先月、良く晴れた日に
「いま、葬儀を考える」という講座に参加するため
真宗大谷派の名古屋別院に出かけてまいりました。
第2回講座の今回は「通夜について」。
講座の後は、お寺様とご門徒の方、
終活に興味があり参加された方や
立ち位置の違うメンバーが集まって、話し合いの時間が設けられました。
葬儀に携わる者として、お話しをさせていただきましたが
宗教者、門徒、葬儀社の三者とも現状の葬儀に対して
「さびしさ」のようなものを感じている点で
根本的な部分は近いような気がしました。
「人に迷惑をかけたくない」「葬儀は小さくていい」
という方は多いけれど自分が相手の立場だったら
「一目見たかった」「教えて欲しかった」になる、という矛盾。
葬儀は近親者だけのプライベートなものになってきている今、
ご友人や地域の皆様といった
故人様が人生で結んだご縁をどんな形で大切にできるのか
ご遺族やお寺様、葬儀社の私たちが知恵を出し合うことで
良い未来に向かっていくことが出来るのではないかと思いました。
講座の中でも「葬儀は社会的な問題」とありましたが、
世の中の変化によって、たとえば核家族化や
離れて暮らす家族の増加、コロナ禍を経て
だんだん形が変化していくもののひとつとして
現状を受け止めつつ、それぞれが
どうしていくのかを考えることが大事だと
改めてこの講座開催の意味を再確認しました。
この度は貴重な機会をいただけて、ご縁に感謝します。
営業葬祭部 小島