お知らせ

さつき納棺日誌

2023/09/12

私がご納棺に伺わせていただいた時のエピソードをお話ししたいと思います。

今回は長くガンで闘病生活をされておられたお母様のご納棺をさせて頂きました。

この度は故人様がいつもお召しになる白装束ではなく、お母様お気に入りのお洋服を着用しておられました。

お気に入りのお洋服のままお見送りをしたいというご家族のご意向を汲み、この度はお顔周りのお手当とお清めを中心にさせていただきました。

 

お手当が終わり、メイクに取り掛かろうと私は喪主様方に

「お元気だった頃のご本人様は、どのようなお化粧をしておいででしたか?」

とお聞きしました。

 

それに対して喪主様は、「あまり化粧気のない人でした」とお答えになられたので、

お母様らしさを損なわないよう、身だしなみ程度のお化粧をという形でご提案させていただき、薄付きに見えるようお化粧をさせていただきました。

 

ファンデーションを塗り、口紅を落とし、眉を引きます。

そうして整えた故人様のお顔を見て喪主様が「いつもの母です」と一言。

このお言葉を聞いた時、私はこのご家族とご縁をいただけてよかったと心から思えたのです。

 

スタッフ:伊藤

Case

結葬事例

かとうの長い歴史の中で行った、
さまざまな事例をご紹介しております。

限られた時間

先日YUISOホール稲沢にてお葬儀のお手伝いをさせていただきました   寡黙で芯の強いお父 […]

詳しく知る

かとう杯開催

いよいよ年の瀬が近づいてきて、一段と忙しいこの季節みなさんいかがお過ごしでしょうか。 前日、「かとう […]

詳しく知る

「縁」に感謝

先日、冬の冷たい風が吹く中、セルカホール稲沢2階YUISO HALLにてお母様をお送りする一人息子様 […]

詳しく知る

お母様と過ごす最後のお時間

先日、YUISOHALL稲沢をご利用したお客様のお話しをさせていただきます。 数年前にも当社会館セル […]

詳しく知る

故人を偲ぶ温かい家族葬の想い出

先日、私が担当させて頂いた葬儀についてお話しさせて頂きます。   故人様は旅行が大好きでお […]

詳しく知る