2024/02/5
大切な方とのお別れはご家族様にとって本当に辛く、受け止めづらい出来事です。
ただご家族様やご縁ある方々にとっても、気持ちの節目として「葬儀」は必要な儀式になるものです。
先日家族の一員として頑張って来られたわんちゃんのお別れの会を担当させていただきました。
地域の看板犬として17年(人間の年齢だと122歳)と長年ご家族様や地域の皆さまの大きな癒しを与えてくれていた存在でした。
当社でも初めて会館で行うわんちゃんのお別れの会。
打合せからお家の方と沢山お話しをし、出来るだけお客様の要望を叶えるように意識して進めました。
式場の設営を終え、いよいよ当日。
ご自宅から会館へ入られた時に初めてお顔を拝見しましたが本当に眠っているようで……
17年間ご家族の方と一緒に穏やかに過ごされてきたことが分かる優しいお顔でした。
参加された方々もその穏やかなお顔を見てご家族と思い出話をされたり、式場内の写真の数々を見たり、おもいおもいの時間を過ごされていらっしゃいました。
皆様に沢山のお花を手向けていただきご家族様のお車で静かに出発されました。
私自身、その場に立ち会う事ができた機会を有難く思うと共に、
大切な方を「偲ぶ」ことや、紡いだ「縁」を大切に過ごすことの大事さを改めて学んだ式典になりました。
営業葬祭部:近藤亜紀