2025/07/28

夏の盛りとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 本日も当ブログへアクセス頂き、誠にありがとうございます。
今回は法要(ほうよう)のお話しをしたいと思います。 法要とは、故人の冥福を祈り、供養を行う仏教の儀式です。 故人があの世でよい報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。 お亡くなりになられてからの日数で回数が決められています。 法要は、忌日法要と年忌法要に分けられます。その他、百箇日法要があります。 忌日法要は死後七日ごとに四十九日まで行います。四十九日は来世の行き先が決まるもっとも重要な日で、故人の成仏を願い極楽浄土に行けるように法要を営みます。 百箇日法要とは、亡くなった人の命日から数えて百日目に行う法要のことです。忌明け後初めての法要に当たり、四十九日や一周忌といった法要とはまた異なる、独自の意味のある儀式です。四十九日の法要で故人の魂は極楽へ行くか地獄へ行くか決まるとされています。極楽に行けなかった場合、百箇日の法要で再び審判が受けられるとされ、親族の供養により救済も可能となるとも言われています。百箇日の法要は、故人にとっても重要な法要なのです。 年忌法要は一般に法事と呼ばれているもので、亡くなった翌年が一周忌、その翌年の2年後が三回忌です。その後、七・十三・十七・二十三・二十七・三十三・三十七・四十三・四十七・五十・百回忌まで続きます。但し、宗派によって法要の考え方や時期が異なります。年忌法要は、命日の32年目にあたる「三十三回忌」まで行うのが一般的ですが、最近は、ライフスタイルの変化により、法事を省略する傾向が強まっています。年忌法要は三回忌までにして、七回忌以降は省略するご家庭が多いです。
日本では古くから、亡くなった方の霊を敬い、大切にするという考え方が根付いています。 これらの法要を通して、故人の在りし日を偲び、冥福を祈ることで、この世に生きている者が心安らぎを得ることができます。また、親族が集まり共に故人を偲ぶことで、悲しみを分かち合い、親族の繋がりを再確認する機会ともなっています。
”結葬のかとう”では、友引の日の午前中を法要用にホールを貸し出させて頂いております。 お寺様の読経や参列者による焼香、会食のお手伝いをさせて頂いております。 お気軽にお声がけして頂けたら幸いです。
営業葬祭部:平松達詞