2024/09/3
ご葬儀は故人一人ではできず、だれかの手助けを要します。
先日、ご葬儀をされた喪主様は故人様にとって妹にあたる方。
90代の故人様、ご家族は残念ながらすでに先立たれ、
普段から妹様が自宅に顔を出したりとお世話をされていたそうです。
ご葬儀は妹様のご家族のみでおだやかに送られました。
最期を見送ってくれる妹様ご家族の存在は
もちろん、故人様ご本人にとっても有り難かったでしょう。
同時に、葬儀社の私にとっても喪主様なしには出来ませんでした。
ご葬儀の仕事は、まずはご遺族の関係について知ることから始まります。
故人様について、配偶者について、お子様について、ご親戚について…
差支えない範囲でお伺いしています。
ついさっき顔を合わせたばかりの者に、なんでこんな質問をされるのだろう?と
不思議に思われるかもしれませんが、人間関係がわかると
式場や祭壇、他にも食事や品物などお客様がイメージするご葬儀を提案するときに役立ちます。
例えば、ひとえに「家族葬」といっても
喪主家族5名のみを想定しているのか、
もしくは親戚の方含む40名を想定しているかで変わるからです。
今回のように、妹様が喪主となりご葬儀をされたりと
日頃からのお付き合いが反映されてくるので
ひとりひとりの人間関係によって、どんなものになるのかは異なり
まさにオーダーメイドです。
自分や、自分の周りの人がいざという時にどんな葬儀になるのか?
気になるな、という方は今が知るチャンスです。
葬儀相談ができるイベントのお知らせです。
現在心配なことあり、の具体的なものから
将来について考え始めたばかり、のざっくりとしたものまで
毎回色々なご相談いただいていますので、
お気軽にかとう葬儀の相談員にお話しください。
★9月15日(日)10:00~14:00
セルカホール甚目寺にて
★9月21日(土)10:00~14:00
セルカホール駅前にて
営業葬祭部 小島